まったくモテない41歳独身底辺男が流されるがままに適当に生きながらもがき足掻く日記
俺は一応、大学は商学部を出ていて、金融論とか会計学とか履修したことになっているが、世の中の金融やファイナンス的な知識に関しては恥ずかしながら皆無であった。なので、株に関する知識もほぼ皆無に等しく、どのような仕組みで株式が成り立っているのかなどもちろん知るはずもなく、株の買い方や配当の仕組みなどもまったく知らなかったし、なぜ株価が上がったり下がったりするのかその仕組みもまったく知らなかった。

そんな状態でなにげなく、まさに出来心で買ってしまった「初心者でもカンタン マネるだけ!株&FX完全ガイド」をおもむろに読み始めたわけだが、この本の構成は大まかに言うと、各証券会社の比較、口座開設の仕方、銘柄選びの基本、基本的なチャートの見方、注文の仕方、アナリストが選んだベスト銘柄ランキング、とまあこんな感じだ。

今読むとほんと基本のキのことしか書かれていなくて、例えばチャートの見方などはローソク足の見方とゴールデンクロスとかダブルボトムとかの本当に基本的なことしか書かれていない。
とはいえこれらは車の教習所で例えれば右側のペダルがアクセルで左側のペダルがブレーキというくらい基本中の基本で知らないわけにはいかないので、株初心者用の本に書かれていて当然であり、これはこれでいいのだが、問題はこの基本的なチャートの見方より前に、つまり口座開設の説明が終わっていよいよ株取引とはなんぞや、の導入部で銘柄選びの基本としていきなり聞いたこともないPER、PBR、EPS、BPS、自己資本比率、配当利回りの意味とそれぞれの数式なんかが書かれてあることだ。
俺はこれのおかげで株式を買うことに対しての敷居が思いのほか上がってしまった。

なので、こんなコンビニ本1冊読んだくらいで株を買うのはとても危険だと思い、この本に紹介されていた初心者向けの単行本を2冊購入し、時間をかけて読んだ。
しかしこの2冊も今読み返してみると株とはなんぞやという教科書的なことがダラダラと書いてあるだけで、テクニカル的な部分もしくは心理的な面に関しては基本的なことが簡単に書いてあるだけだった。

今となってはこの2冊を熟読するのは時間的にも知識的にも無駄であり、とくに株式相場史上稀に見るこの異次元な時期にこんなことをしている暇はないはずだった。4月に入り、日経平均株価が連騰しているのはニュース等で耳に入っていた。しかし俺は昔から変なところに拘りみたいなものがあるらしく、なにか新しい電化製品を使うにしろ新しいゲームをプレイするにしろ、とにかく一通り取説を読んでからでないと手をつけないというところがある。なので、アベノミクスと黒田バズーカによるコラボにより連日連騰する日経平均株価を横目に見ながら、今となっては短期投資家にはほとんど意味のないと思えるPER、PBR、EPS、BPS、ROE、自己資本比率、配当利回りなんかの理解にシコシコ勤しんでいた。
そしてそういう奴は得てして、要領が悪い人間だと相場が決まっていた。


(つづく)



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【2017/03/12 15:52】 | 投資
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