まったくモテない41歳独身底辺男が流されるがままに適当に生きながらもがき足掻く日記
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「おひさしぶり。」

彼女は俺の顔を見るなり笑顔でそう言ってきた。
俺も笑顔で「おぅ、おひさしぶり。」と応えた。
あのメールのやり取りからすでに1年以上経過しており、あの件について少し聞きたいところもあったがこういう場であるし、時が経過して俺の中での憤りのようなものもすでになく、そしてなにより20年振りでこうして再会できたことの喜びの方が上回っていた。
挙句の果てには、彼女の取り皿にサラダなんかを盛ってあげちゃったりしていた。
彼女の風貌はまあ変わっていないといえば変わっていない方だが、しかし中年女性に差し掛かった体型、という感じであった。

しかし不可解なのは、この同窓会の半年くらい前にすでにfacebook上で彼女とは友達になっていたわけだが(mixiのときみたいに向こうから友達申請があり、数日躊躇したが受諾。しかしむこうも思うところがあったのか挨拶のメールもなければメッセージのやり取りもなし)、彼女はとっくに結婚しており、すでに2児の母になっていたことだ。
mixiではそれを伺い知れるような情報は一切なく、メッセージのやり取りでも結婚してるとか子供とかの話が一切出てこなかったからてっきり独身だと思っていた。
というか、既婚で子持ちと知っていればこっちもはなっから飲もうなんて話には応じなかったし、そういう身分でありながら自分から飲みに誘ってくる意味がわからん。

それと、「同級生からのメール3」で、「家族が入院してうんぬん」というのがあったが、今考えるとこれは真実だった可能性が高いが、しかし「家族」ではなく、「旦那もしくは子供が」と言ってくれればよかったのにと思う。
そしてその入院うんぬんが嘘だとしても、過去の彼女のfacebookをよく読んでみると、2人目の子が産まれたのがこの同窓会の半年強前であり、そこから逆算するとどうやら俺とメールのやり取りをしていたあたりに仕込み完了、妊娠発覚という感じみたいだった。

そう考えると、つまり妊娠したからアルコールが飲めなくなったから、というように解釈するとすると、最初に俺と約束をした時点では俺と飲む気があったのかもしれない。
でも、その辺のことは別に正直に言ってくれればよかったのにと思う。
なにも約束した日の前日の夜に言い訳ドタキャンメールをしなくてもよかろう。

まあいい。これはもうどうでもいいことだ。俺も彼女に対しもう憤りを感じてはいない。久々に同級生からのメール①②③を読み返したことによってつい話が長くなってしまったが、この件に関してはもうこれで終わりにしたい。


話を同窓会の現場に戻そう。彼女と2,3の会話のやり取りをした後、彼女は隣りの女に耳打ちしてヒソヒソなにか言っていた。おそらく俺のことを言っているのだろう。「○○君、老けたね。」とか言っていたのかもしれん。
しかしその耳打ちした内容がどうであれこういう失礼なことを人前で平気でやっちゃうところは、女はいつまでたっても頭の中だけは女子のまんまなんだなあと思ってしまう。

しかしとにかく久し振りだし、周りに座っている男も当時ですらほとんどしゃべったことがない連中だったので、なにからしゃべっていいかわからず、とりあえず俺の方から「今どこに住んでいるの?」とか差しさわりのない話題を振ったりなんかするものの、向こうから俺に話し掛けてくることもほとんどなく、向こう対俺に限らず、向こう対そのまた向こうの男同士でも会話が盛り上がっているとはいえず、その辺は男はいつまでたっても社会性、社交性がない生き物だな、と思ってしまう。

そうこうしているうちに少し寒くなってきた。この場所は先にも説明したとおり完全個室ではなく壁で囲まれていないためなかなか温まってこない。しかもこの日はちょうど大寒の時期だ。
出てくる料理も最初に出されたサラダ盛りからなかなか進まず、なんだか中途半端で冷たいものばかり運ばれてきて、これでビールを飲むのはちょっとキツいということで、いったん脱いだアウターを再び着込んだ。

すると向こうのテーブル席で5,6人で固まって座っていた女の中から突然
「帰るの?!」

と俺の方をビシッと指差しながら鋭く言ってきた女がいた。
突然アウターを着込んだことによって俺がもう帰るものだと勘違いしたらしい。
今までこっちに見向きもしなかったくせに突然向こうから声が飛んできたので驚いたが、俺は
「いや、寒いの。」
とちょっと引きつっていたであろう笑顔を作りながら言った。

その女というのは前回でも述べた、「誰だかわからんがよく食べながら下品にベラベラしゃべりまくり、典型的なオバちゃん体型になりつつある女」であった。

しかし同窓会の席とはいえこう慣れ慣れしく俺に話し掛けてくる女なのだから、おそらく中学時代に俺となにかしら接点がある女なのだろう、と彼女が食べて飲んで周囲とベラベラ楽しそうにしゃべっている横顔をしばらくジッと見ていた。
だがやはり思い出せない、というか見覚えがない。それでもジッと見続けた。今度は目のあたりを中心に見続けた。

するとやがてぼやけたピントがゆっくりじわーっと合っていくようにある女と一致した。
A子だった。

(つづく)







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【2014/12/24 10:48】 | 未分類
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続きは…??
shuu
年齢も住まいも近く、過去のblogからずっと楽しく読んでいたんですが急に終了していて残念です。
続きがあったら読みたいと思いコメントしました。
続きではなく現状でもよろしくお願いしますm(__)m


-
私も続きが読みたいです。


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再開待ち!

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コメント
この記事へのコメント
続きは…??
年齢も住まいも近く、過去のblogからずっと楽しく読んでいたんですが急に終了していて残念です。
続きがあったら読みたいと思いコメントしました。
続きではなく現状でもよろしくお願いしますm(__)m
2015/09/21(Mon) 17:25 | URL  | shuu #-[ 編集]
私も続きが読みたいです。
2015/12/27(Sun) 06:04 | URL  |  #-[ 編集]
再開待ち!
2016/06/02(Thu) 12:12 | URL  |  #-[ 編集]
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