まったくモテない41歳独身底辺男が流されるがままに適当に生きながらもがき足掻く日記
前回ナンパした場所は松戸駅周辺であり、ここは船橋とは違って駅を中心に円状に歓楽街が広がっており、また改札を出れば乗り換えということはなく、大半は帰宅者と思われ、そのため全体的に歩くスピードがゆっくりで声を掛けやすいと思った。

また、まんべんなく歓楽街が広がっているので自分の活動できる範囲が広く、移動できる範囲が広いというのは様々な点で好都合だった。

以上の点と、前回声掛けしたらなかなか反応が良かったので、今回もここでやることにした。

前回は出会い系に来たついでのウォーミングアップ声掛けみたいなもんだったので、ナンパの本格始動は今回からということになる。


この日、まだ日が落ちる前の夕方5時頃から現地入りして活動を開始しようと思ったが、髪形やら服選びやら渋滞にハマるやらで、結局現地に入ったのが7時頃になってしまい、当然夜になっていた。

しかもこの日あたりから急に冷え込み、服装が若干薄着になってしまって寒かった。

駅から少し離れた場所に車を駐車し、とりあえずまず最初に万が一誘えた場合の連れ出し先である飲み屋チェックをしておこうと思った。

あらかじめ食べログなどで調べておいた店数件の場所に行きチェックする。

1件目に向かっていた途中、前方からまたいきなり黒縁メガネを掛けた、ちっちゃめのカワイイ子が歩いてきて2度ほど目が会い、そのまま過ぎ去った。

かなり声を掛けたかったが、店の確認も心の準備もしていないので躊躇してしまい、そうしているうちに彼女はどんどん小さくなっていったがやはり後悔はしたくないので、またはウォーミングアップのつもりでとりあえず道を聞いてみようと思い走って追ったが、彼女は信号のところで急に走り出し、渡って行ってしまった。

その信号は青になるまでがえらい長く、完全に見失ってしまった。


気を取り直してとりあえず店をすべてチェックする。

それからようやく獲物物色に入る。なんだか前回来たときよりも人が少ないような気がした。

今回もやはり道聞きから入ることにする。俺はただ道を聞くんだという心づもりでいくと躊躇なく声を掛けやすい。とにかく声を掛ける勇気と声を掛けたときの女の反応に慣れておく必要がある。


しばらくすると、前回スト8を見かけた歓楽街ストリートで、ひとりでゆっくり歩いている20代前半の女を発見。
顔は中の中、下半身が少し太めで、俺的にはタイプではなかったが、とりあえず練習も兼ねて声を掛けてみようと思った。

また今回は、人前で声を掛けるということにも慣れておこうと思い、わざわざ前方から来たカップルが近づいたタイミングで声を掛けてみようと思った。


「すいません」


女の表情と同時に近くを通りかかったカップルの方をちらっと見た。まったく眼中にない感じだった。

それはよかったが、肝心の女の方は驚きつつも不快な表情を浮かべていた。
すかさず俺は

「ちょっとお尋ねしたいんですけど、T店はどこですか?」

と言う。
女は渋々といった感じで説明してくれたが、終始怪訝な表情のままで、去り際に「なんだこいつ」みたいな流し目をお見舞いされた。

体力をごっそりもっていかれるのがわかった。ドラクエでいうと、レベルがひとつ上がったくらいで調子に乗ってちょっと離れた隣り街に出かけ、途中でちょっと見慣れない敵に遭遇し、試しに戦ってみたら思いのほか強くて一撃喰らっただけでステータス画面がオレンジ色になってしまった、みたいな感じだ。

オイラの体力は一気に半分以下になった。


その後街ですれ違うすべての人が俺のことを「なんだこいつ」という目で見ているという感覚に陥った。


これはまずい、とにかく気を立て直す必要があると思いとりあえず栄養ドリンクでも飲もうとコンビニに入った。

店内にあるミラーは、寒さのせいもあってかもともと色白の顔がさらに白く青白くなり、妙に老け込んだ姿を映し出していた。


コンビニを出て栄養ドリンクを飲みしばらく歩く。ちょっと今の状態で笑顔で声掛けという状態にない。でもとりあえず街を徘徊していたが、なにげに結構な距離を歩いていたので腹が減り、駅構内の立ち食いそば屋で天ぷらそばを食べた。


メシを食って体も温まると少し気を取り戻した。まだ8時台だったので改札からはドクドクと人が流れ出てくる。

ここで物色して気に入った女がいたらこっそり後をつけて駅構外に出たら声掛けしようと思ったが、改札から絶え間なく大量に流れ出てくる同じような顔を見続けていると人酔いしてくるので、駅構外に出た。


そしてまたしばらく歩き続けた。今日は平日だし時間もそんなに遅くはないのだが、やはり人が少ない。

地方都市の場合、駅周辺にあるデパートや大型店の閉店時間と同時に一気に人が減ったりするから、やはりもう少し早く来るべきだったか。


そんなことを考えながらうろうろしていると、なかなかいい感じの20歳前半の女がT店から出てきた。

追おうと思ったが結構足早でそそくさと去っていってしまったのでまあいいやと諦めたのだが、その女が横断歩道を渡り反対側の歩道を折り返し、某ファストフード店に入った。

おそらく持ち帰りで買うのだろうと思い、オイラは陸橋を使って反対側の歩道に行って店に向かった。

店の前に着いたところでちょうど彼女が出てきた。
躊躇する間もなく声掛けというかたちになった。


「あ、すみません」


彼女が店から出て来て向こう側に体を向けたらすぐ後方から声を掛けた。
すると、一瞬振り替えるやいなや、まさに「キッ!」とした殺気だった目で俺のことを睨みつけ、眉はみごとなまでに逆ハの字になっており、その眼からはどこか憎しみすら感じられた。

こんな眼は日常生活ではなかなかお目にかかれないほどの眼だった。どんなに仕事で失敗しても、または学校や家庭でどんな悪事がバレたところでこんな眼つきで睨まれたことは記憶にない。

そしてこのとき俺の脳裏には、去年のmixiのオフ会のときの29歳のOLの女の表情が一瞬浮かんだ。


もはや体力など残っていなかった。おもいっきりとどめを刺された。俺のガラスの心臓はもろくも粉砕した。

(つづく)
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【2011/11/27 12:00】 | ナンパ
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ハーバードナンパスクール佐藤エイチQ.P.佐藤エイチ
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2011/11/28(Mon) 15:10 | URL  | ハーバードナンパスクール佐藤エイチQ.P.佐藤エイチ #-[ 編集]
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2011/11/29(Tue) 21:29 |   |  #[ 編集]
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